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銀器とナイフに魅せられて

ginkinaifu.exblog.jp

アンティークのスプーンやナイフ&たまにカスタムナイフその他も紹介

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シルバーのスプーンやフォークをネットで検索していると
その一部を切り取ったり変形させて
指輪やバングルにしているものが見つかります。
また、結構よい値段で販売されていたりします。


一番ポピュラーなのは指輪でしょう。
スプーンリングといいう名前で呼ばれているようです。


eBayyoutubeなどを見てみると、専用の道具も紹介されています。

数が余分にあるものや、ネットで購入したけどイメージが違った
なんていうスプーンがありましたので、
工作が好きな私としては、当然のように作ってみる事となりました。

作り方は色々考えられますが、
それなりの道具を使えばそれほど難しいものではありません。
ということで、私なりの方法で製作してみました。

使用するのは日本製で、MIYAMOTO sterling925 の刻印があります。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14290413.jpg

厚みもそれほどないので、このままでも十分に加工可能ですが、
綺麗な円形にするために、
ハンディータイプのガストーチ(バーナー)で焼きなましをします。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14301717.jpg
最高温度が1700℃出ますので、十分すぎる性能です。

全体が薄ピンク色になったら、数秒おいて水冷します。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_15080488.jpg

本来は10%の希硫酸溶液に入れるのですが、
代わりにピックリングコンパウンドというのがあります。
この液だと異臭のある蒸気が発生するので、
最初は防毒マスクをしました。

面倒なので水冷に変えてみましたが、
酸化被膜も大したことがないので
以後はだだの水使用です。

水冷後は表面にできた酸化被膜を取ります。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14473286.jpg

指の幅に合わせて、適当な長さにカットします。

柄の中央部分に模様がなかったので、星の形の刻印を入れてみました。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14482809.jpg

一番端の部分は後では曲げるのが難しくなるので、最初に軽く曲げておきます。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14492374.jpg

金属製の管を利用して、スプーンに傷が付かないように
テープを巻いたバイスグリップで挟みながら
木槌で叩いて曲げていきます。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14511890.jpg

完成です。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_14524581.jpg
そのままでもよいのですが、好みにより銀の黒染め液で全体を染めてから、

金属磨きで磨くと星形の刻印がはっきりとします。


色々スプーンを変えて作ってみました。

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_09241260.jpg
シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_09244969.jpg

使用したスプーンは
左から、puiforcat/c1900/Paris
GOHAM/
Pres./U.S.A
Henri Soufflot/c1890/Paris

シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_09254036.jpg
シルバーのスプーンリング製作 (リメイク)_a0389018_09255619.jpg

左から、CRISTIANBAUER/Pres./Germany
Monney Jules/1884
1895/Paris

S.KIRK & SON/Pres/USA

単に形を変えるだけではなくて、
表面に模様がないものには
ハンマーやポンチを使って模様を打ち出しています。



by meichan007 | 2019-11-14 09:05 | 銀リサイクル | Comments(0)

だいぶ以前に製作したレターオープナーです。

当時はこのようなナイフの製作に熱中していました。

この頃は、製作道具も限られていたため

すべての工程が手作業用となります。

硬度を確保するための焼き入れだけは、

自分ではできないので専門業者(マトリックスアイダ)にお願いしました。

製作は金属用の鋸でナイフ用鋼材から外形を切り出し、
外形を鉄鋼ヤスリの荒め、中目、細目と変えて外形を整えていきます。
ナイフブレードも同様にして刃の形に削っていきます。
刃の部分と平らに残した部分のつなぎ目はチェーンソーヤスリで仕上げます。
その後耐水ペーパーで#80から徐々に目の方向を変えながら
#1200まで磨いていきます。
最後に金属磨きでバフ掛けでさらに磨いてから
ハンドル材を付けて出来上がりです。

銀のナイフであれば、硬度の高いシルバー925が良いでしょうから、
材料が手に入ったらレターオープナーを制作しようと思います。

鋼材 ATS-34(ナイフ用特殊鋼)
鏡面仕上げ

ハンドル材 水牛の角

ハンドメイド レターオープナー(ペーパーナイフ)_a0389018_07323514.jpg


ハンドメイド レターオープナー(ペーパーナイフ)_a0389018_07324029.jpg


by meichan007 | 2019-10-23 10:17 | カスタムナイフ | Comments(0)