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銀器とナイフに魅せられて

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アンティークのスプーンやナイフ&たまにカスタムナイフその他も紹介

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2012年のエリザベス女王即位60周年(DIAMOND JUBILEE)の事は
以前に、このブログで話題にしましたが、

記念のシルバー キャディースプーンも色々製作されていました。

私がWEBで見たのは、シルバーにエナメルの王冠をあしらったもので、

ちょっと変わっているけど素敵なデザインでした。

今回紹介するスプーンは、エリザベス女王即位25周年(SILVER JUBILEE)を記念して作られた

シルバー キャディースプーンです。

メーカー Mappin & Webb (Sheffield Rose Townmark)

エリザベスⅡ女王 シルバージュビリーのキャディースプーン_a0389018_14583304.jpg


16世紀に造られたスプーンをイメージしたスタイルで、

柄の先端には金色にギルドされた重厚な王冠があり、
ボールは伝統的なイチジク型(本によっては西洋梨型)で、

その裏側には王室の紋章が印されています。

また、1977年だけに使われたQueen's Jubilee mark が印象的です。

エリザベスⅡ女王 シルバージュビリーのキャディースプーン_a0389018_14583826.jpg



by meichan007 | 2019-11-02 08:08 | 銀のスプーン | Comments(0)

少し前の話になりますが、
2012年にエリザベス女王即位60周年(DIAMOND JUBILEE)を盛大に祝う記念式典が、

英国中で開かれていましたね。
日本でもかなり報道されていました。
数々の記念グッズも、お土産品から高級品まで作られたようです。

日本では十干十二支が60年周期ということからでしょうか、
昭和61年に天皇在位60周年記念式典が行われました。
記念金貨の発行もありましたよ。
私も一枚購入しましたが
大量に発行されたためか、コレクション金貨としての価値は
あまり上がってないようです。

つい先日、新天皇の「即位の礼正殿の儀」が執り行われましたが、
やはり様々な記念グッズも作られていることでしょう。


さて、紹介するデスクナイフは英国シェフィールド製で、

ビクトリア女王の即位60周年の文字が入ったものです。
さて、と付けると何やらお宝鑑定団みたいです)

あるワイン屋さんが作らせたようで、象牙ハンドルの裏側は

目盛りのついたスケールになっています。

こんなナイフまで作っていた、当時の英国製ナイフには興味が尽きませんね。

メーカー名 George Butler & Co. (Sheffield 1768-1952)

ビクトリア女王即位60周年記念デスクナイフ(アンティーク)_a0389018_07394689.jpg

ビクトリア女王即位60周年記念デスクナイフ(アンティーク)_a0389018_07395117.jpg

アンティークやヴィンテージのナイフのメーカーなどを調べるには
下の本が役に立ちました。

ビクトリア女王即位60周年記念デスクナイフ(アンティーク)_a0389018_09451456.jpg



by meichan007 | 2019-10-25 07:49 | 小型&クイル ナイフ | Comments(0)

マラカイト(孔雀石)がハンドルに綺麗にはめ込まれた、

アンティーク クイルナイフ(羽根ペン削り)です。

マラカイトがハンドルに使われたナイフはあまり見かけることはありませんが、

深いグリーンの石に浮かんだ模様がとても美しく、ナイフを際立たせています。

ブレードのリカッソ(根元部分)には、メーカー名だけでなく

「V王冠 R」のマークが刻印され、特別仕様であることが分かります♪

このマークの入ったナイフは、英国シェフィールド製であることが多いです。


メーカー名 James Rodgres (Sheffield1825-1850)

 マラカイト(孔雀石)ハンドルのクイルナイフ(アンティーク)_a0389018_19230434.jpg


by meichan007 | 2019-10-18 20:14 | 小型&クイル ナイフ | Comments(0)
イギリスの銀製品を集める楽しみの一つに、ホールマークがあります。
色々な国に銀や金の刻印やメーカーの刻印がありますが、
イギリス製品ほど信頼のおけるものはないでしょう。

日本でも「silver」、「銀」などの刻印をよく見ますが、品質を確実に保証するものではありません。
「sterling 」「950」「K18」「Pt」などの刻印も普通に売っています。
私も silver950 の板材から自分で製作したスプーンに「silver」の刻印を打っていますし・・・・・
海外製品は国によっては怪しいものもあるかもしれませんね。

色々なサイトで、このホールマークについては解説していますが、
これからこのブログではたくさん出てくるので、一応ここで説明しておきましょう。

現在、刻印はレーザー刻印が主のようです。
London Assay Officeでの銀の分析と技術者の手による刻印の様子です。
https://www.youtube.com/watch?v=M07n2zKgrHs
刻印をしてもらってから、最終的に製品を仕上げるようですね。

イギリスでは、ホールマークはこのようにアッセイ・オフィス(試金所)を通して刻印されます。
このホールマークからその製品の品質、試金所の都市名、製作年、メーカー(スポンサー)名がわかるようになっています。

イギリスのホールマーク_a0389018_20301753.gif
このホールマークは前に紹介したフルール・フォールディング・ナイフのものです。
一番左はデューティーマーク(税金マーク)
その時代の王の横顔が刻印されており、このマークはビクトリア女王の横顔です。
デューティーマークは1784年から1890年まで使用されました。
最初はアメリカ独立戦争の戦費の一部として徴収されたとのことです。

ちなみに、フルール・フォールディング・ナイフが作られた時代の統治者は以下の通りです。

ジョージⅢ世    1760~1820年
ジョージⅣ世    1820~1830年
ウイリアムⅣ世   1830~1837年
ビクトリア      1837~1901年
エドワードⅦ世   1901~1910年
ジョージⅤ世    1910~1936年
その後省略

二番目はアッセイマークで、都市のアッセイ・オフィス(試金所)の印です。
王冠マークはシェフィールドを示しています。

三番目はデイトレターマークで、その年に使用された年文字の刻印です。
この R の文字は1859年を示しています。

四番目はライオン・パサント・マークで、歩くライオンです。
スターリングシルバー(銀の純度92.5%)を示す刻印です。
1697年から1719年の間はブリタニアシルバー(銀の純度95.84%)女神像に変更されています。

五番目はメーカーズ・マークで職人の工房を示す刻印です。
親方(フリーマン)になると、組合に自分のマークを登録することが認められました。


古い製品ではホールマークが薄れて、よく読み取れなかったり、
メーカー名が判らなかったりします。
イギリス以外の国のマークの判定も含めて、ウェブサイトや集めた資料で調べるのも楽しいものです。

イギリスのホールマーク_a0389018_21482960.jpg





by meichan007 | 2019-10-17 08:42 | その他 | Comments(0)