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銀器とナイフに魅せられて

ginkinaifu.exblog.jp

アンティークのスプーンやナイフ&たまにカスタムナイフその他も紹介

銀のブレードと炭素鋼のブレードがコンビネーションされた

シルバー・フルーツ・フォールディング ナイフです。


鋼製のブレードが付いていますので、フルーツの取り分けばかりでなく
デスクナイフとしても活躍しそうです。
もっとも、このようなナイフは贈り物として喜ばれ、
実際の使用はあまり無かったのではと思います。


アンティークと言いそうになりますがビンテージです。


アンティークという言葉は
「何となくだいぶ古そうな物」にはよく使ってしまいますが、
GATT(世界貿易機関)では100年以上経っている物とされています。
GATT加盟国であれば関税がかからないことになっていますが
実際は証明が面倒なので個人輸入では時々支払うことになります。


このナイフはビンテージ(それでも80年は経っています)ですが、

2種類の材質を使用したブレードは、比較的珍しい方だと思います。

シルバーと炭素鋼のフルーツナイフ(ビンテージ)_a0389018_07514687.jpg


上質の白蝶貝がハンドル材として使用され、

奥の方から湧いてくるような虹色の光沢に魅了されます。

少し丸みを帯びた、ボルスターのエングレーブも良く似合っています。

シルバーと炭素鋼のフルーツナイフ(ビンテージ)_a0389018_07552964.jpg

J.Y.Cowlishaw (Sheffield1938年)


# by meichan007 | 2019-12-14 07:52 | 銀のナイフ | Comments(0)

以前は随分と色々なナイフを集めていた時期があります。
たまには何かを模ったナイフに出会うこともありました。

珍しい形のアンティーク(ビンテージ)ナイフ2点です。

ドイツ製と英国シェフィールド製です。

靴型のポケットナイフと脚型の小さなナイフ(アンティーク)_a0389018_11564343.jpg



まず靴型のナイフですが、ドイツ製で1900年頃に造られた物です。

靴型のポケットナイフと脚型の小さなナイフ(アンティーク)_a0389018_11560350.jpg

メーカー名は不明ですが、GES.GESCH.の刻印があり、

デザインのパテントを取っているという意味だと思います。

靴の形をしたものは稀に見かけることがありますが、

ブレードが二本出るタイプは非常に珍しいと思います。


ハンドル材はベークライトで状態も素晴らしく、まさに美しい造形です。

脚型のナイフもユニークな形でとても珍しいでしょう。

小さくて可愛いナイフです。

靴型のポケットナイフと脚型の小さなナイフ(アンティーク)_a0389018_11562802.jpg

元々のハンドル材は濃いブルーの樹脂だったと思われますが、

年月を経てとても良い味が出てますね。


全長はたった7センチですが、とてもしっかりしています。


スプリング前方がリングになっているので、

懐中時計の鎖につなぐFOBのように用いられたのかも知れません。

Brookes & Crookes (Sheffield 1853-1957年)



# by meichan007 | 2019-12-13 07:34 | 小型&クイル ナイフ | Comments(0)

Reed & Barton(Massachusetts, USA)社の

ハーレクイン(Harlequin)パターンの純銀コーヒースプーンです。
(1958~1976年頃製造)

それぞれの柄ごとに種々の花が表現され、

ボウル部分には見事な金彩が施されています。

リード&バートン ハーレクイン スプーン_a0389018_07430515.jpg

「ハーレクイン」はフランス語の「アルカン」 - 道化師 - の英語読みで、

恋愛大衆小説の出版社名でも有名ですね。
また、中世の道化師の来ていた服の模様から”まだら”という意味もあります。
フォルクスワーゲンのビートルを8色に塗り分けた「ハレキン ビートル」がありました。


リード&バートン ハーレクイン スプーン_a0389018_10043574.jpg


上から

Tea Rose, Apple Blossome,Calla Lily, Water Lily

ティーローズ、アップルブロッサム(リンゴの花)、カラー(オランダ カイウ)、スイレン


リード&バートン ハーレクイン スプーン_a0389018_10045945.jpg


上から

Wild Rose, Golden Rod,Forget Me Not, Holly Hock

ワイルドローズ、セイタカ アワダチソウ、ワスレナグサ、タチアオイ


それぞれの花は先端だけでなく、柄全体で表現されており

また後ろ姿もきちんと現わされています。



ティファニーはもちろんですが、

米国には他にも素晴らしいシルバー製品メーカーが存在しています。


Reed& Barton社は1800年代末には純銀製品の製作を開始しており、
アトランタオリンピックの際にはメダル製作を受け持っています。

所在地のTawnton市はこの時代に多くの銀細工工房が出現して

The Silver Cityの愛称で知られています。*


# by meichan007 | 2019-12-11 08:12 | 銀のスプーン | Comments(0)