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銀器とナイフに魅せられて

ginkinaifu.exblog.jp

アンティークのスプーンやナイフ&たまにカスタムナイフその他も紹介

戦前のモデルの中でも、とくにユニークな形のランプです。

黄色半透明の、アンティーク(ヴィンテージ)なセミクリスタルの質感もいい感じです。


正面は三段重ねのお餅の様にぽっちゃりしてますが、

横面は意外とスリムで、何とも愉快なスタイルです。


ちなみに、、酸化鉛がガラス全体の24%未満のものが

セミクリスタルと呼ばれているそうです。


このランプだけは、他のアンティークランプと違って、

いくら清掃しても、以前使用されていた香りが抜けないのが不思議です。

Z Orientale セミクリスタル (1932

三段になったユニークなランプ(ランプベルジェ)_a0389018_09205768.jpg

# by meichan007 | 2019-12-22 08:22 | ランプベルジェ | Comments(0)

相田義人氏はジャパンナイフギルド(JKG)創設時(1980年)から
すでに活躍しているナイフメーカーです。


カスタムナイフ界では第一人者の故ラブレス氏とも親交があり、
その確立された「デザイン力」と「テクニック」は申し分ありません。
(ラブレス氏の弟子と言えるのはS.R.Johnson氏と相田氏だと言われています。
その後、彼の工房を手伝っていた人がいたようです。)

AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_15055791.jpg


上の写真はシースナイフ(鞘にしまうタイプ)で、
SMALL GAME(小型動物の狩猟)と名付けられています。

ヒルトとハンドルボルトのエングレーブは、すでに故人となったサイモン・リットン氏です。

ナイフショーでお会いしたことがあるのですが、

ロンドン在住の彫刻家でとても気さくな良い方でした。


ハンドル材は良質のサンバースタッグ(インド大鹿の角)で、
和鹿の角とは異なり、彫りが深くてカスタムナイフによく用いられています。
インド産ですが輸出規制やワシントン条約などで
良質の物は高価で手に入れるのが難しくなっているようです。

このナイフを購入したのは一昔前になります。

ナイフと沢山の画像を重ね合わるという、時間のかかる画像処理でしたが、

色々なことを試すことができて、とても楽しかった思いがあります。


AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_15172642.jpg

ラブレスナイフのラインナップの中でも特に有名な
NY(ニューヨーク)スペシャルモデルをアレンジしたものです。
特にこの刃の形はグラインドが難しいのですが、

どこを見てもピシッと仕上げれられています。

昔は名ばかりのカスタムナイフメーカーさんがいましたけれど、

最近では皆さんとてもテクニックが上手ですし、
それに裏付けられた個性的なナイフが増えています。


AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_15495641.jpg
AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_15072624.jpg

 なんともユニークな形状の、3インチ ウージックハンター(ナロータング)です。
元々は鋼材CV134使用モデルのようですが、
リカッソにCVとエッチングされていないのでATSかもしれません。

ハンドルエンドにはなんと、方位磁石が埋め込まれています。


AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_15504663.jpg

相田氏の指導の下に製作されていたMatrix-AIDA ブランドの5ディアハンターです。

 美しいフォルム、完璧なミラーフィニッシュです。
ランドールナイフのモデルの一つにちょっと似ています。


アウトドア系の様々な雑誌に彼の紹介や、その製作記事が掲載されていましたが、
私が一番参考にしていたのは1982年発行の「KNIVES」です。
相田氏を含めて3人の方の、それぞれの製作方法が掲載されています。

AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_10265453.jpg
その後、個人的名でもカスタムナイフ製作のノウハウ本を発行しています。
AIDA(相田)カスタムナイフ_a0389018_15241611.jpg

# by meichan007 | 2019-12-19 08:49 | カスタムナイフ | Comments(0)

英国には女性の銀職人(シルバースミス)を多く見かけますが、

その中で最も人気があるのは間違いなく、へスター・ベイトマンの工房でしょう。

紹介するのはベイトマン・ファミリーのスプーン類ですが、年代順に

①へスター・ベイトマンのキャディースプーン

②ピーター&アン・ベイトマンのキャディースプーン

③ピーター、アン&ウイリアム・ベイトマンと④ウイリアム・ベイトマンのコーヒースプーン(5インチ)です。


英国銀器収集の楽しみの一つはホールマークを調べることですが、

ファミリー内でも親方(フリーマン)が交代するごとに工房名が変わっていますし、

また同じ親方でも年代によって刻印が違います。

日本だったら、何代目へスター・ベイトマンとなることでしょうね。


ベイトマン・ファミリーの系譜については

que-sera-seraさんが詳しく紹介していますので、

下記リンク先をご参照ください。

https://teacaddyspoon.blog.fc2.com/blog-entry-79.html


写真で上の洋ナシ型ボールのキャディスプーンが

②ピーター&アン・ベイトマン(London 1798)

下の貝型ボールのキャディースプーンが①へスターベイトマン(1789年)

中央の5本のスプーンは③(1802年)と④(1816年)のスプーンをのちに寄せ集めて

計6本ありますが(1本は写真では重なっています。もう一本は使用中でした)、
同じブライトカットのエングレーブを入れたものと思われます。

ほとんど同じ形ですが、柄先の後方へのカーブ具合が少し違っています。

ホールマークの写真を撮っていて気がつきました。

ベイトマン・ファミリーのキャディースプーン_a0389018_08474305.jpg


ベイトマン・ファミリーのキャディースプーン_a0389018_08475090.jpg

とても良くきらきら光るブライトカットが見事です。


ベイトマン・ファミリーのキャディースプーン_a0389018_08475430.jpg

へスター・ベイトマンのキャディースプーンには、とても良いパティーナ(古色)が付いています。

とくにボール部分先端や裏面のフレアー間はブルーに光っており、とても味わいがあります。


ベイトマン・ファミリーのキャディースプーン_a0389018_08480688.jpg

洋ナシ型ボールのキャディースプーンは全体をみるとオタマジャクシのようで

とても愛嬌があります。

それぞれのスプーンに刻印されたホールマークです。

へスター・ベイトマン             ピーター&アン・ベイトマン 

ベイトマン・ファミリーのキャディースプーン_a0389018_08482456.jpg

ピーター、アン&ウイリアム・ベイトマン      ウイリアム・ベイトマン


# by meichan007 | 2019-12-16 08:15 | 銀のスプーン | Comments(0)