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銀器とナイフに魅せられて

ginkinaifu.exblog.jp

アンティークのスプーンやナイフ&たまにカスタムナイフその他も紹介

ハンドルに小さな突起がたくさん付いた、
シルバー・フォールディング・フルーツナイフです。


WEBで探してみたのですが、このハンドルの形は見かけませんでした。

突起は滑り止めかと思いましたが、使用上とくにその必要性は感じませんでしたので、

飾りの意味合いの方が強いようです。


おそらく、植物のトゲを模したものなのでしょうか。

突起付ハンドルのシルバー・F・F・ナイフ(アンティーク)_a0389018_21221985.jpg

上側のナイフの光沢のある象牙ハンドルには八つの小さな突起が付いており、

ブレードとボルスターには美しい模様がブライトカットで刻まれています。

Thomas Marples(Sheffield1893年)

突起付ハンドルのシルバー・F・F・ナイフ(アンティーク)_a0389018_21252081.jpg

下側のナイフの輝きの美しい白蝶貝のハンドルには同様の六つの突起があります。

突起を付けるためには、かなり厚みのある良質の白蝶貝が必要ですね。

遠近法で、大きく見えていますが、象牙ハンドルの物より

一回り小型です。

William Needham(Sheffield1931年)






# by meichan007 | 2019-12-31 07:50 | 銀のナイフ | Comments(0)

素敵なアンティーク・クイルナイフ(羽ペン削り)2点の紹介です。


まず写真上のナイフですが

形のよいティアドロップ型ハンドルで、

白蝶貝に施されたスパイラル状のカービングが

虹色に輝く光を際立たせています。


メーカーはJoseph Rodgers & Sons (sheffield 1682-1971年)

リカッソ部部にRODGERSCUTLERS TO HER MAJESTY の刻印があります。


以前も紹介しましたが、
この刻印は当時英国王室御用達であった事を示しています。


Joseph Rodgers & Sons は素晴らしいナイフ類や銀のカトラリーも作っていた
英国を代表るメーカーの一つです。

らせん模様と繊細なエングレーブのクイルナイフ(アンティーク)_a0389018_20254444.jpg

下のナイフは、珍しい形のエングレーブの入った白蝶貝ハンドルで、

ちょっとお尻がはねた感じが美しいラインを作り出しています。


写真では旨く表現できませんでしたが、こちらも虹色が美しく光る白蝶貝です。

さらに9金で作られたボルスターの模様が実に丁寧に彫られていますし、

バックスプリング表面もも9金でカバーされています。


こちらも当時の一流メーカー

JOSEPH MAPPIN(Sheffield1810-1841年)で、

わずか30年間の操業でしたが

リカッソの”V王冠 R”が示すように素晴らしい作品を作っていました。

らせん模様と繊細なエングレーブのクイルナイフ(アンティーク)_a0389018_20260284.jpg


G王冠 R 1830年以前 George Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ 文字はハンドカット
W王冠 R 1830-1837 William Ⅳ
V王冠 R 1837-1901 Victoria
E王冠 R 1901-1910 Edward Ⅶ
G王冠 R 1919-1952 George Ⅴ、Ⅵ 文字はマルチライン

王室御用達ではなくても、勝手にこのマークを使用したメーカーもあるらしいです。



# by meichan007 | 2019-12-28 07:37 | 小型&クイル ナイフ | Comments(0)

英国製スプーン&トングのセットは何点か所有していますが、

スッキリまとまっているというか、装飾性が割合おとなしいものが多いです。

そんな中で、このセットは華やかで見ているだけで心ががウキウキします。

装飾の美しい英国製スプーン&トング セット(アンティーク)_a0389018_08245779.jpg

装飾の美しい英国製スプーン&トング セット(アンティーク)_a0389018_08252520.jpg

柄にはピアス細工によって、アイビーが丁寧に模られています。

それぞれのアイビーの形は微妙に異なっていますが、

これが手彫りの良さなのでしょう、

表面に施されたエングレーブと相まって、生き生きとしています。

柄の周囲も単純なラインではなく、

柄全体に施されたブライトカットとよく調和して

とても美しく感じられます。

装飾の美しい英国製スプーン&トング セット(アンティーク)_a0389018_08281826.jpg


ボウル根元部分の星型エングレーブも、とても良いアクセントになっていますね。

まだ美しさを保っているボックスもメーカーの名前入りですので、

オリジナルかと思います。

Elkington (Birmingham 1899年)


下の写真は、ほぼ同時期に入手したピアスの美しいスプーンです。

装飾の美しい英国製スプーン&トング セット(アンティーク)_a0389018_17254791.jpg

用途としては、エッグスプーン、アイスクリームスプーン、ジャムスプーン等が
考えられるようです。

Henry Holland (sheffield 1891年)


# by meichan007 | 2019-12-25 07:48 | 銀のスプーン | Comments(0)